人が幸せに生きる方法(途中)

人類は1000万年の歴史の中で
常に「幸せに暮らせる方法」を試行錯誤してきた。
どうしたら火が起こせるのか?
と問えば、焚火を発見した。
どうしたら物を削れるのか?
と問えば、石器を開発した。
そうやってほんの少しづつ実際に使える知識を習得した。
もちろん、幸せになるためだ。そして、これはまさに「実学」である。
しかし、太古の人類にはもちろん限界がある。
例えば、「なぜ太陽が昇って沈むのか?」には答えられなかった。
そこで、おおよそ正しと見受けられる答え「天動説」が通説になる。
他には、「人類の起源は何なのか?」にも答えられない。
そこで、おおよそ正しと見受けられる答え「創造神がいる」が通説になる。
こうやって、実学では解決しきれない問いに答える、
これはまさに「哲学」である。
ちなみに、その「哲学」を通説にせしむるものが「宗教」である。
ここまでを捉えると、「実学」「哲学」はいずれも
「人が幸せに暮らす」ために行われる「学問」や「科学」と言えるだろう。
今の人類は進歩して、太古の人が「哲学」の分野として解決していたことの大半を
「物理学」「化学」「数学」「心理学」「脳科学」などで説明することができる。
人類は確実に進歩している。確実に幸せになっているはずだ。
しかし21世紀にもなろうとも、人間の悩みは変わらず、人間関係、お金、健康。
3000年前のエジプト文明の人が石板に書いた苦悩、それと何ら変わりがないようだ。
ちっとも進歩していない。
なぜか?
それは、せっかく進歩した学問や科学を「幸せになる」ために活用していないのだと思う。
学問、とりわけ「物理学」や「数学」などの特定科目を”学習すること”が目的になっているか、
受験、就職に対して有利になるだの、褒められるだの、モテるだの、
現代の人は全く違うところに目的を置いているように思える。
ほんとうは、せっかく解明した真実をフルに活用して、
「自分は何をどうするか」を考えていけば、より幸せになれるはずである。
そこで、学問と科学の進歩した現代人にこそおすすめしたい考え方がある。
「自分マーケティング」である。
自分マーケティングという言い方をする人はまだ少ないかもしれない。
多くはライフプランだったり、ライフワークだったり、そのような呼ばれ方をしている。
しかし、自分マーケティングはそれよりも広範な意味を持つ。
自分という名の会社の経営戦略である。

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